オーストラリア移住に挑戦中の日本人一家奮闘記と世界一周旅行のライフハック




【最新】オーストラリアへワーホリするなら準備しておくべき10の事

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黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
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オーストラリアのワーホリを検討している方や準備段階のあなたへ!

夫婦で世界一周をしながら3カ国でワーホリをした私が

現地で失敗・成功した体験談などを交えながら日本を出発前に準備しておく事をまとめてみました。

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<読み進める前に・・・>

ビザ情報はオーストラリア政府の公式サイトで最新情報(英語)を最終チェックするようにしてください

 

img via photo AC

ライターのMimiです!まずは、基本的なオーストラリアの国について把握しておきましょう ^^

Mimi

オーストラリアの基本情報

【正式名】Commonwealth of Australia (オーストラリア連邦)

【首 都】Canberra(キャンベラ・NSW州)

【人 口】24,585,645人 (2017年5月現在)

【首 相】マルコム・ターンブル(第29代の首相/ Malcolm Turnbull)

【通 貨】Australian doller (AUD )

【面 積】7,596,666 Km2 (世界第6位/ 日本の約20倍)

【気 候】南半球なので日本とは四季は真逆。北の方はトロピカルな湿度が高めで南は乾燥気味な気候。

【言 語】公用語は無いとされますが、基本的には英語。オーストラリア特有の訛がある。

【宗 教】国民の約半数がクリスチャンではあるが、無宗教・ムスリム・ユダヤ教徒・仏教徒・ヒンドゥー教徒なども。

【国際電話】頭に +61

【緊急電話】000 (火災・警察・病院全てこちらの番号)

 

次にワーホリに必須条件のビザについても見ておきましょう。

 

オーストラリアのワーキングホリデー・ビザの申請から発行まで

2017年はハンガリーとスペインが新たに協定国に入り、日本人が世界にワーホリしに行ける国は18カ国に増えました。

中でも「オーストラリア」は初めてワーホリ制度が出来た国でもあり、自然・文化・スポーツ・芸術など多岐にわたる楽しみ方があり、人気は衰えません。

 

<2017年5月1日時点で日本人のワーホリ申請の条件は>

  • 日本の国籍を有しパスポートを持っている
  • 年齢が、申請書受理時点にて、18歳以上30歳以下である(入国時ではない)
  • 心身共に健康であること

 *日本人はビザの申請に所定の病院X-ray検査 / 健康診断を受けて健康状態を証明する必要があります。

  • 以前にワーキングホリデー就労許可通知書の発給を受けていない
  • 最低$5,000オーストラリアドル相当の資金を有している(約42万円)
  • オーストラリアの価値観を尊重しオーストラリアの法律を遵守すること (過去の犯罪歴等が無い)
  • 家族などの同伴がないこと(扶養者の動向は不可ですが、各々ビザ申請をすれば夫婦留学も可能)

2016年9月から2017年1月にかけて、

ワーホリ協定を結ぶ数カ国で年齢制限の引き上げ(35歳までOK)の情報がありましたが、現在の所「引き上げ検討中」のままで30歳までとなっています。

※パスポートは6ヶ月以上の有効期限があると望ましいです。
※滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険への加入が推奨されています。

最新の条件確認は政府公式ページよりご確認下さいね<Australian Embassy >

 

では、ビザの申請方法です!

<ワーホリビザ申請方法>

オーストラリアのワーホリビザの申請は大きく2Stepです。

オーストラリア政府の【ImmiAccount (イミアカウント)】を作成する

→申請にはパソコン環境クレジットカード(Visa, Mastercard, American Express, Diners, JCB のいずれかであれば申請者本人名義のカードでなくても大丈夫です)が必要となります。

 

ImmiAccountにてアカウントで登録したemailアドレスから【eVisa】にて情報入力とビザ申請料の支払い

パスポート情報などを入力していきます。

入力画面では「個人情報・パスポート情報」→「個人情報(続き)」→「職業や最終学歴」→「現住所」→「連絡先」→「健康状態の申請」→「経歴の詳細」→「申告」の順番で情報を入力して行きます。

途中で作業を中断の際は「save」をお忘れなく!

 

全ての入力を終えると「Submit Application」が表示されるので中央の「Submit Now」をクリックし、決済画面にて支払い(クレジットカードのみ)にて「Submit Application」で申請終了です!

 

ワーキングホリデー・ビザの申請料金はAUS$440(2017年5月現在- 約3万7千円)ですよ〜!

*申請代行で過剰に手数料を取るエージェントにはお気をつけ下さい。

 

<ビザが降りる迄かかる時間は?>

ビザ申請が完了したら、健康診断の受診が必要ない場合通常約1~3日でビザ発給は完了します。

健康診断はない場合もあるようですが、私達は最初に入国したニュージーランドのワーホリ申請の際に健康診断書の結果の提出を求められました。

アジア人の多くは提出を請求されるのであると思っておいた方がいいです。

確認画面内の「Health Requirement」にhealth form(Required)の表示がある場合には健康診断が必要となるので、余裕をもってビザ申請を行うことをおすすめします。

また、健康診断はどこでも受けて良い訳でなく、オーストラリア大使館指定病院が「北海道」、「東京」、「大阪」「兵庫」、「福岡」にあるのでこちらも要注意です。

*私の場合、出発が関空だったので渡航直前に兵庫の指定病院を予約して行きました。

 

また、申請提出を終えると照会番号(Transaction Reference Number:TRN 番号)が表示されます。

ビザが取得できるとメールでVGN(Visa Grant Number)が記載されているメールがとどくのでこちらの番号があれば、ビザは無事に発給されています!

TRN番号は必ず控えておき、VGNが記載されたメールをプリントアウトして渡航しましょう

 

 

英語はどのくらいのレベルが必要?

「ある程度会話ができるようになりたい」と言う方 。

現地でどんな仕事をしたいか、どんな風に過ごしたいか、短期・長期的にじっくり具体的なゴールを考えてみてください。

それによって必要な英語力と現在の英語力を客観的に分析できると思います。

そこからが第一歩!しかし最終的に「海外移住」もしくは「大学へ進学」なども視野に考えてワーホリするなら一日も早くおすすめしたい英語の試験対策がー・・

IELTS (アイエルツ)です。

 

もしくは TOEFLや英検でも良いかと思いますが、

これらをおすすめする理由としては

第一に読む・聞く・話す・書く」と全ての技能をバランス良く勉強出来るという事。

 

また第二にオーストラリアへ移住を検討している方にはビザ取得の為、語学力証明に必須ポイントとなるからです。

 

>>>IELTSの【基本情報】オーストラリア移住に必要なスコアや目安は?

 

 

仕事や家探しについて

ワーホリの楽しみや醍醐味はなんと言っても「働く事が出来る事」ですが、

同時に心配なのはやはり「フェアな仕事選び」や「楽しい生活」ではないでしょうか?

せっかくの「海外生活」も現地で日本人(でも人にもよりますが)とばかりつるんで日本にいる環境と左程変わらなくなってしまったり、金銭感覚の崩壊やトラブルに巻き込まれて大きくマイナスで帰って来るハメになった・・・というのも悲しいですよね。

私達の場合ですが、「住む場所・家探し」は必ず現地で下見をしてから決めるのでネットの情報だけで事前に決める事はまず、ないです。理由としては施設の機能性・安全性だけでなく,大家さんやルームメイト、近所の治安やスーパー等のアクセス利便性など特に長期になると実際に見てから決めた方が良い点が多々あるからです。

★具体的な家の探し方やコツ家賃について★

仕事について、出発前に知っておくべきオーストラリアの最低時給は現在、AUS$17.70です(約1480円)

職種別最低賃金の調べ方やオーストラリアの雇用形態、就労ガイドなどの基本情報はオーストラリア政府公式サイト【Fair Work OMBUDSMAN(日本語)】 をご覧下さい。

また、オーストラリアのワーホリの特徴として唯一、2年目のワーホリの延長申請が出来る国でもあります。

私と旦那は後に焦らずその申請が出来る様、到着後すぐにファームジョブに挑戦しました。

 

>>>私のファームジョブ体験記と雇用条件の良い農家を探すコツ

ファームジョブでセカンドビザを取得した後始めたのがCity jobです。

 

★メルボルンとパースで働いてみて・・・[制作中]

 

そしてその際に必ず必要となる「英語の履歴書」は日本でも準備が出来るので出来る限り完成させて何度も見返したり、ネイティブの方に添削をお願いしておいた方が良いです。

 

こちらのテンプレは無料で使えますよ〜!

>>>準備はOK?英文履歴書/CVの書き方やテンプレート

 

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出発前の必須手続き「お役所関係」

出発前に忘れては行けないお役所届けの一覧です。

【転出届けを出す】
海外転出届を出すと住民登録がなくなり、住民票が登録できなくなります。

なので、出発が決まったら出発の14日前から当日までに住民票を抜きに行きましょう。

「転出届け」は市役所の市民課やお近くの市民センターで簡単に手続きが可能です。転出届を出し、来年の1月1日に日本国内に住所がない場合はその年分の住民税はかかりませんが、今年分の住民税が済んでいない分については納付しなければなりません。

1月1日時点で海外にいるにも関わらず、転出届をしていないと前年の所得に応じて住民税の納付の義務が科せられます。

<必要な物>

  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、年金手帳、年金証書等)

帰国の際に「転入届」を出せば、住民票がまた簡単に登録できるのでご安心を。

 

【戸籍謄本の発行】

あってはならない事ではありますが・・・

海外で万が一パスポートが盗難・紛失してしまった場合「戸籍抄本」が必要になります。

オーストラリアで盗難に遭った時に、パスポートを新たに発行しなくてはならなくなった事があります。

いざという時の写真の予備は持ち歩いていましたが、戸籍謄本の原本が再発行に必要になるという事で家族に連絡して取り寄せから発行迄に10日間以上時間がかかってしまい、乗りたかった飛行機にまで乗れなかった事がありました。

転出届を出される際には「お守り代わり」として(1通450円)持って行かれるといいかと思います。

【国民年金】
国民年金については様々な個々の考えがありますので「こうすべき!」と言った考えはありませんが、私達の場合、1年以上の海外留学や渡航の際は「カラ期間」(転出届けを出して納入していなかった)にしておきました。

前年度の収入や失業状態の詳細、留学の予定、また各市区町村での対応によっても変わる部分ですが、1年未満の渡航の場合、掛け金の納付免除や納付猶予があるかもしれませんので、お住まいの地域の年金事務所に直接問い合わせてご確認下さい。転出届けの後、任意加入手続きをして海外滞在中も掛け金を支払い続ける事も出来ますよ。

<参照: 日本年金機構>

 

【国民健康保険】

国民健康保険に加入している世帯は、”転出届の提出と同時に国民健康保険の資格喪失”が行われるため、保険を抜く為の特別な手続きは要りませんが「世帯全員分の保険証(原本)を返却」する必要があります。

転出を理由にした国民健康保険の喪失については、原則、「転出届の提出」と「保険証の返還」だけで手続きは完了しますが自治体によっては「資格喪失届」の記入を求められることがありますのでこちらも転出届をお届けの際にご確認下さい。

また、再加入されるときは帰国後速やかに「転入届」を市役所・または市民センターにて提出します。

このとき同時に「国民健康保険の資格取得届」を提出すればOKです。

【在留届】

日本にいる家族が一番心配なのはしばらく音沙汰が無くなった時本人の安否です。

「海外で事故にあったのでは・・?」といった留守宅からの安否問い合わせに対しても「在留届」があると早く確認できますし、海外在留邦人が事件や事故、災害に遭ったのではないかと思われるとき、「在留届」があれば安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が迅速に行えます。

また、在外公館で在外選挙人登録などの領事窓口サービスを受ける際にも、「在留届」は利用されています。
海外にいる在留邦人のための長期的な教育・医療等の施策を政府が検討する際の基礎的資料ともなっております。

旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、その住所又は居所を管轄する日本の大使館又は総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務付けられております。

なお、海外滞在が3か月未満の方も外務省では海外旅行タイプの在留届「たびレジ」を登録出来るようになっており、緊急事態が発生した場合には、日本国大使館や総領事館よりメールによる通報や迅速な援護が受けられます。(住所(ホテル、短期滞在アパート等)及び連絡先の記載が必要です。)

この届け出のタイミングは実際に現地に行かれた後に住所等が決まれば 「在留届電子届出システム(ORRnet)」よりインターネットで提出が可能です。

 

<帰国の際は>

住所変更や帰国が決まった際は必ず提出した大使館・総領事館への連絡も忘れないようにしてくださいね。

 

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歯医者で治療も案外重要です!

意外と見落としがちなのが自分の「ヘルス・チェック」ではないでしょうか?本当はこの項目を一番上にしても良いかと思う位、渡航前の準備として重要な項目の1つです。

特にアメリカをはじめ、海外の先進国では歯並びによる第一印象は大きいからです。

歯並びによって仕事や友人の出来るチャンスは左右されると思って良いと思います。

特にこれからお子さんを留学させる予定のある方は早めの対策をおすすめします。

 

また現地で虫歯になってしまった場合、ちょっとした検査だけでも何千円〜、治療の内容によっては何万円、何十万もかかる可能性があると思っておいた方がいいです。

個人差がありますが予約の際の混雑なども踏まえて早めの診察をおすすめします

 

 

航空券

いつ頃出発か、またはビザが取れたらチェックしはじめたいのが「航空券」です。

ビザが手元に届いたらもうさっそく航空券をcheckしましょう。

航空券は早ければ早いほど安いチケットが手に入りますよ!

 

LCC(ローコストキャリア)のジェットスターなどは早く手配できればお盆やクリスマスでもめちゃくちゃ安いチケットがあります。

ただし、通常LLCではチケットを一旦購入すると日にちや食事など細かいことの変更などには手数料がかかるので落ち着いて良く確認しながら取るようにしましょう。

ホームステイや学校の寮に最初ステイされる方はホストファミリーと良く相談がひつようですが、迎えに来て欲しい場合は現地に土曜日到着が理想のようです。

その場合日本を金曜日に出発、もしくは土曜日出発となります。

 

>>>クリスマス時期でもオーストラリアの格安航空券を探す方法

 

 

入国の際の注意点:

入国の際、渡航目的は「仕事」と答えない様にしてください。ワーホリビザはあくまで若者向け「長期休暇」の為のビザで下手に仕事メインです。

と言うと、不法労働へ繋がる恐れがあると怪しまれてしまいます。

具体的に自分が行きたい所の観光個所やオーストラリアの自然や文化、生活を長期の滞在によって経験してみたいという感じで話すといいです。

 

国際キャッシュカードやクレジットカード

国際キャッシュカード1枚クレジットカードは2枚程持って行った方がいいです!

基本的に現金引き出し用の「国際キャッシュカード」とオンラインショッピングや現地のクレジットカード払いの「クレジットカード」は会社によって使用出来る時と出来ない時があるからです。

またスキミングなど万が一、盗難に遭った時の為にも分けて使用した方がいいかと思います。

国際キャッシュカードの比較とおすすめは?2017年最新カード情報を調べてみました

 

保険

国内・海外の添乗員をしていた、そして個人でも海外旅行をしていた経験談からも必ずきちんとした保険選びをして加入して行く事をおすすめします。

何事も起きずに帰国出来るのが一番なのですが・・・

万が一のトラブルは起きると思っていた方が良いです。

そして起きてしまった時に保険に入っていないと自分だけでなく日本にいる身内にまで大変な迷惑をかけてしまう恐れがあります

 

後悔する前に入っておきましょう!

>>>ワーホリの保険料はいくらぐらい?おすすめの保険は?

 

レーシック手術

私の場合、夫婦で世界一周が一番大きなテーマだったので、様々な国でコンタクト用品の調達が面倒だし、コストもかかるので思い切って夫婦揃ってレーシックにすることにしました。

>>>レーシック手術を受けて4年半が経過ー費用や時間はどのくらい?痛みは?

 

 

バックパック選びのススメ

バッグパックを選ぶなら!おすすめや今人気のバッグは?

 

おわりに・・・

いかがでしたでしょうか?「もう殆ど準備OK!」でしたか?

それとも「あ〜!ヤバい!まだまだたくさんやる事がある!」でしたか?

私の場合、世界一周の旅の途中ワーホリはNZ→オーストラリア→カナダの順に行ったのですが、NZで長期滞在をしていたのでNZのpolice report (犯罪の無い証明)を出すのに手間がかかりました。

では、ゆとりをもってワーホリの準備が進められますように!少しでも旅の準備の参考になれば幸いです。

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最後までお読み頂き、有難うございます! あなたとオーストラリアが一歩でも近づきますように...
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