オーストラリア移住に挑戦中の日本人一家奮闘記と世界一周旅行のライフハック




物価の高いパースで家賃を無料にした方法は?実際に住んで学んだ事

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
詳しいプロフィールはこちら

 

物価がもの凄く高い事で知られるパースですが実際の所どの位なのでしょう?

最新の食品からカフェ・レストランでの食事代の目安の値段に、家賃の相場などをまとめてみました。

また、オーストラリアに限らず、世界各国でも使える家賃を「無料」にする5つの節約術実際にパースで住んでみて学んだ事をこの記事でご紹介します。

sponsored link

sponsored link

パースの物価が高い理由は?家賃の相場は?

img via http://maynard50thorson.gq/

パースの物価で食品や外食代は?

パースはオーストラリアの大都市に比べると国の最低時給が日本円にして1500円以上[2017年6月現在はAUS$18.29 ]さらに、早朝・深夜・土日になると時給が3000円以上になります。

なので、例えば、週に4日(1日8時間の場合で)働いただけでもAUS $ 585で日本円にして約5万円程以上(単純にアルバイトで一ヶ月に約20万円以上*税金は別)は稼げるということになるのです。

 

人件費がかかるので、物価が高くて当然といえば当然ですね。

食費に関してカフェでコーヒーを頼んだら1杯 $ 4 /340円位(レギュラーサイズ)

ランチでサラダとサンドイッチみたいな簡単なワンプレートで$20 / 1700円位はします。

ディナーでレストランに行くとなれば、平均的に前菜に$10、メインに$20~50、デザートに$12 ,ビール1杯$ 7くらいします。チップの文化は特にないですが良いサービスと感じれば気持ち5%ほど置いて行くとスマートです。

 

スーパーで特に高い物は日本の調味料や乳製品かなと思いますが、

醤油なら$9.5 /約800円 (1ℓ)

牛乳は $2 / 170円 (1ℓ)位します。

逆に日本ではあまり手に入らなくて安い物と言えば最近話題のフムス(Hummus)はというと・・・

1パック$3.5 /300円 (220 g 日本なら同じ量で500円以上はします )

 

*料金は2017年6月現在のものです。

*税金 ( GST )10%は含まれません。

ものにもよりますが、収入に比例して1.5倍から2倍くらいと言ったところ

 

では、本題の家賃の相場はいくらぐらいなんでしょうか?

 

sponsored link

家賃の相場は?

エリアや条件にもよりますが・・・

  • 学生さんで一部屋に5~6ベッドのシェアハウスの場合、1週間 約$130位~ [1ヶ月で$520/ 約4万4千円)
  • 学生さんのプライベートルーム1週間で約$ 200~ [1ヶ月で $800~ /約 6万7千円]
  • カップルOKのダブルルーム約$250位(2人で)〜[1ヶ月で$1,000~ / 約8万5千円]

といった所です。

日本も東京や大阪など都会である程度の一人暮らしなら普通に6~7万円位は月にしますよね。

ちなみにカナダのバンクーバーも同じくらいか場所によってはもっとしますが最低賃金は低かったです。

表記はほとんどが「1週間単位」になりますので注意して下さいね 。

 

これは実際に私がオーストラリアで家探しをしていた時にも利用していた日本語と英語の両方の5つ程のクラシファイドなどから最新情報を見て、パースの平均的な家賃を出しました。

が、あくまで目安です。

探せばもっと安い所もありますよ。

ただし、安すぎても治安が悪いエリアだったり、家具があると書いてあっても入居時に空っぽだったり・・・色々と注意が必要です。

有料の賃貸の探し方やポイントはまた別記事にて詳細を書かせて頂きます。

今回はそんな高い家賃を無料に出来る方法をご紹介して行きます!

 

sponsored link

パースで高い家賃を「無料」にする5つの方法

photo by toa-heftiba

実はオーストラリアやカナダで普通に賃貸を探すときに苦労したのは「カップル(夫婦)もOK」の条件の所です。

これがなかなか無いんです。

有料でもカップルOKの条件でかなり選択肢が狭くなるのに

カップルで無料」ステイが出来る所なんかあるのか・・・?

 

と初めは思いましたが、これが探せばあるんです!!

それではおすすめの手段を5つ紹介します。

 

1. デミペア・オーペア

オーペア(Au Pair )もデミペア(Demi Pair )も住込みのベビーシッターと家政婦を合わせたお仕事で住み込みで働く代わりに食費や光熱費、家賃を無料にさせてもらえるというものです。

オーペアとデミペアの違いは「時間」です。

オーペアはフルタイムで条件が良い所だと週に$ 150~$240程の有給となりますが、子どものお世話、学校への送り迎えだけでなく、掃除、洗濯、お料理、ベッドメイキングなど、家事全般をする事になります。

一方、デミペア( Demi pair )とはオーペアの半分程の時間で一週間に約20時間ほど、1日に約4時間で週末は休みがあります。

子どもや人のお世話が大好きで英語環境に身を置きたい方にはおすすめです

[探し方]パースの様々なクラシファイド(英語・日本語も両方見た方がいいです)の「求人」投稿欄から

[気をつけたい事]週に何時間の仕事で具体的にどんなタスクがあるのかお仕事やクライアントさんの詳細、契約方法、期間に仕事を辞めるな事前にどのくらい前に申告するべきか( notice )を良く確認しましょう。空いた時間で給料の貰えるアルバイトをしたい方時間によっては出来ることが限られるのでセーブだけでなく収入も欲しい方はその辺りが要注意です。

 

2. Couch Surfin(カウチサーフィン)

出会い系サイトの一つといえばそうなりますが、ローカルの人にその土地のことを教えてもらったり、ホストOKであれば無料で「カウチ(ソファベッド)」を貸してもらう事も出来る事で「Airbnb(エアビー)」の出現のきっかけにもなったサイトです。

Airbnbが有名になって来てからかなりのユーザーがアカウントを使わなくなってしまいましたが・・・

私と旦那がパースに着いた頃はちょうどAirbnbが話題になり始め位の時でしたので運良くとても良いホストと出会う事ができました。

普通は1-2日からだと宿泊させてもらえる事が多いです。

が、私たちの場合は宿代と引き換えに犬の散歩や食事をオファーしたりと

特技を交換する事でなんと最大3ヶ月もお世話になった事があります。。。

最初にいいホストに出会えると滞在費が浮くだけでなく、

より地元の人ならではの様々な最新情報を入手できるのでホストしてもらえなくてもとにかく会ってみる価値はあると思います。

1週間ほどお世話になり、パース生活の滑り出しがかなりスムーズになりました。

 

より詳しい使い方や体験記はこちらからどうぞ 😉 

>>>初めてのカウチサーフィン in ベトナム

 

 

3. WWOOF(ウーフ)

イギリス発祥でオーストラリアとニュージーランドで発展したWWOOFは現在、全世界の60カ国以上で事務所が設けられている登録制(有料)のサイトです。

WWOOF は Working Weekends On Organic Farms (有機農場での週末作業)の略で、ようは「オーガニックファームで農作業のお手伝いをする代わりにそこで採れた新鮮な有機栽培の食物や寝る場所を無料で提供してもらう」というものです。

実はオーストラリアに来る前、ニュージーランドでWWOOFを経験して、そこで出会った人・自然・美味しいお野菜と健康的な生活にハマったのですが、オーストラリアのワーホリではWWOOFがセカンドビザ取得に適応されなくなっており、政府指定の農場で働いていたため、今回パースの滞在では利用の機会がありませんでした。

 

 オーガニックライフに興味がある・憧れのある方はイチオシのサイトです。

[公式サイト]http://www.wwoof.com.au/

[気をつけたい事]WWOOFを利用するには公式サイトより、ガイドブックもしくはアプリを購入してメンバーに登録しなければなりません。料金は1年間有効、オーストラリア全土をカバーで$ 70/ 5,900円程です。

料金を支払いガイドブックをダウンロードするとホストのリストが見られるようになりますがホスト探しなど全て自分で(英語)でとなります。

仕事時間は一日4~6時間で最高でも一週間で38時間までとされています。

ホストは本格的な農家から農家民宿、農家レストランやカフェ、自然食品店、治療院、個人の家の菜園など様々です。

大きな農家は大体郊外に住んでいるので車が無いと、行けなかったり、シティの仕事を平行してしたい方には不向きです。また、有効期限があるのであまり早くに購入せず、タイミングを見極めてメンバー登録すると良いでしょう。

 

4. helpx ( ヘルプエックス)

こちらはWWOOFの様に有機栽培にこだわらず「家事手伝い〜仕事なら何でも全般」と宿泊や食費などを交換出来るサイトです。

同じくイギリス発祥でオーストラリア、ニュージーランドで発展し、今では日本も含め世界中でユーザー登録があります。WWOOFと同じく英語のみで有料で会員になって初めて利用が出来ます。

大きな違いは無料でもホストのプロフィールや募集状況が見られると言う事と一度、

会員になれば2年間世界中で有効なので世界一周や他の国でワーホリをする予定の方におすすめです。

 

[公式サイト]http://www.helpx.net/

[気をつけたい事]登録には20€ / 約2500円かかりますが、登録後は2年間全世界で有効です。

こちらのサイトも全て英語でやり取りしなければ行けないのと、ホストのほとんどは一度ヘルパーにあってみて気に入ってもらえたら住み込み生活が始まるのでしっかりと相手のプロフィールや評価等を読んでおく事や自己アピールが必要になります。

仕事の種類も様々なのでホストも住む場所も様々です。

まず、住みたいエリアから探すとホストの数もかなり絞られ、人気のリストは直ぐに塞がってしまうので早めにコンタクトをとってアポイントを確保した方が良いです。

また、住みたいエリアだからといって出来る・やりたい仕事があるかというとそうでも無かったりします。

 

 

5. House and Pet Sitter

ペットを飼っているオーストラリアではホリデーや出張で家を離れる際に防犯の理由やペットを長期に渡って狭いペットショップに預けたくない人が多いので「ハウスシッター」という職業があります。

「ハウスシッター」はオージーの家にペットのお世話をしながら「無料」で家に住める職業です。色々なオージーの家で様々な動物と生活体験をしてみたい方にはぴったりです

ただ、『House Sitter Perth』 とGoogleで検索するとその上位に出てくる多くの企業は1年間に$49〜とシッター側に有料会員になってもらい、クライアントには無料もしくは低料金でサービスするというようなな仕組みになっています。

世界一周やパース以外の様々な場所で1年間に何度もシッターをする場合なら幅広いエリアでカバーする大きな企業を利用しても良いかもしれませんが、とりあえずパースだけで良い方は私が登録していた会社がコストは最安で最初にBond Fee$ 210(契約終了時に返却されます)と 期間に関係なく登録料として$10だけでおすすめです。

[会社の公式サイト]http://www.houseandpetsitters.com.au/

[気をつけたい事]資格は不要ですが、移動が多くなるので車が無いと不便です。移動や動物が苦手な方には不向きです。

登録の面接では実際のクライアントとの打ち合わせをイメージして、英語で動物好きな事をアピール出来ると良いです。

では、実際に使用してみて感じたことを正直に書きたいと思います。

 

sponsored link

実際に「無料」で住んでみて良かった事と悪かった事

house-sitting-australia

House Sittingで犬とお散歩中の様子 photo by AUS移住.com

house-sitting-in-australia

House Sitting で住んだとある家のリビング-photo by AUS移住.com

パースではWWOOFは省きますが、上の手段で1のオーペア以外は全部、経験しました。

長期滞在で車が無い場合はパースはhelpxが一番おすすめです。

パースでは2件の家庭でデミペアの様な家事全般をしていました。

2件目のお家は1ヶ月以内の滞在でとても良い関係で家を出る事ができましたが、1件目は最初はとても仲良くしてお互いハッピーだったのですが、3ヶ月程住んでいるとだんだん、ホストマザーの要求が強くなって行き、日中はレストランで有料のアルバイトをしながらになると家の仕事を(やっているのに)十分にしていないと思われたり、色々なお互いの行き違いや、子どもの反抗期もあって、最終的に一日も早くその家を出たいという様な思いで引っ越しをするはめになりました。

学んだ事は・・・

ホストや仕事内容にもよると思いますが、良い関係を保つ為には長くても1ヶ月ほどが限度だったかなと思います。

また、ちょうど友人から車を譲ってもらったばかりのタイミングでスムーズにその家から離れられて、2件目のhelpxの家で滞在をしながら、House Sittingのお仕事に巡り会えました。

アルバイトもしながら住み込みで働く生活は精神的にも体力的にもストレスになって来ていたので、移動は多いものの夫婦共に動物が大好きなのでhouse sittingの暮らしはかなり楽で楽しいものでした。

可愛い犬や猫と生活を楽しみながら、一軒家を丸ごと無料で貸し切れるのは毎度、新鮮でホリデー気分を十分に味わえました。

一点だけ、House sittingの仕事中で無い時にかなりの低料金で住むことができたwaiting houseというシェアハウスがあったのですが(今はもうやっていないかもしれません)そこで車上荒らしにあったのが残念でした。

ノースパースに位置する閑静でわりと大きな家が立ち並ぶ住宅街で一見とても平和でしたが、移動が多く続いたある日、夕方に帰って来て、翌朝出発が早かったので完全に油断して荷物を2つ車に積んだままでいると翌朝見事に無くなっていました。ここから学んだ事は・・・

車内には、どんな荷物でも見える様な所に置いたまま離れるのはかなりの危険行為

ということです。

慣れて来て油断するとこういう事が起きるものだと痛感しました。

それ以外のHouse sittingの仕事自体は本当にオーストラリアならではという感じで楽しかったです。時には冷蔵庫の食料で冷蔵庫の中にある物は冷凍室以外全部、使い切って良いと言われるクライアントさんもありましたし、基本的に洗濯機もキッチンもシャワールームも自由に利用でき、良いお家はシアタールームがあったりプールも入れて犬と一緒にプールで遊んだりしていました。オーストラリアの様々なタイプの家の生活をイメージするのにも良い機会となりました。

最後に・・・

物価の高いパースで家賃を少しでも浮かせたい方はぜひ参考にしてみてくださいね!

今回ご紹介した節約法は単に「無料」になるだけでなく、オーストラリア人と密に触れ合える、文化やリアルな生活が体験出来る方法でもあります。

ある程度の英語力は必要になりますが「仲良くしたい」気持ちがあればどなたでも*(WWOOFなど仕事をする場合は18歳以下は登録が出来ないサイトもあります)出来る事なので、ぜひ挑戦してみて、有効で濃厚なパース生活を過ごしてくださいね!

<参考情報:最新のスーパーの料金チェック,  オーペアとデミペアの違い >

sponsored link



最後までお読み頂き、有難うございます! あなたとオーストラリアが一歩でも近づきますように...
人気ブログランキング
この記事を書いている人 - WRITER -
黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© AUS移住.com , 2024 All Rights Reserved.