オーストラリアでワーホリ中に仲良くなったイギリス人カップルが「何故オーストラリア人は自分達、イギリス人の事を“POM(ポム)“と呼ぶのか分からない。」と言っていました。私も調べてみた所、POMの語源にはいくつかの説がある様です。その意味や理由、人種差別なのか?など現地で実際に聞いた表現なども合わせて説明します。

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オーストラリア人がイギリス人を「POM」と呼ぶ理由は?

Photo by Adrian Scoffham on Unsplash

祝日となっている1月26日の「オーストラリアの日(Australia Day)」は単に建国記念日という訳ではなくて、1788年にイギリスによる領有を宣言し、入植が開始された記念日にあたるのですが、オーストラリアの歴史にはイギリスの流刑地や白人主義の時代もあったことからイギリス人というのはオーストラリア人にとって最も近しいというかルーツと言って良い存在でもあるのに、何故か・・・

 

POM (ポム)” とか

POMMY (ポミー)

というあだ名をつけて若干あざけた様に呼びます。

何でも省略するのが好きなオージー。POMは一体、何の略なんでしょうか?

その有力な理由を3つ見つけたのでご紹介します。

理由その1

“Prisoner Of Mother” (=囚人の母:イギリス)の頭字語。

最もよく聞く理由はこれ。イギリス人の流刑地だったことからという事ですが、実は囚人が入ってくる前からあるとか、馬鹿げてるとか言われてもいます。

 

理由その2

Pomegranate (ポメグラネート)”  の頭三文字をとって。 

意味は果物の「ザクロ」です。“Immigrant (イミグラント=移民)” と音が似ていることから、音韻俗語として使用されてきた説です。

また、イギリスから来た人はオーストラリアの強い日光に当たると顔が真っ赤になることからついたという訳でもありますが、フランス語でpomはリンゴで、同じく顔が赤くなるという理由でpom としている説もあります。

 

理由その3

ブリティッシュネイビーの記録の中に、囚人を船に乗せて護送するブリティッシュ・ネイビーの船員が被っていた帽子に「赤いpom poms (ポンポン)」がついていたことから、Pomと呼ばれるようになったという説もあります。

 

POMは差別用語?

pom は友人同士の間で冗談として、使われていて生活していると良く聞く用語でもあり、

オーストラリア国立大学のBruce Moore博士も “Pom”の用語は差別的用語としては使用されておらず、むしろ親近感を込めてイギリス人を呼ぶときに使用されてきた。

と言われている情報も見つけました。

私がオーストラリアにいたとき、友人のイギリス人カップルから耳にした表現は

Whimsy POM ( ウィムジー ポム =気まぐれなイギリス人)” 

とかで、本人達は言われて嬉しい言葉では無かった様で、むしろ人種差別を感じたと言っていました。

 

また、これはその友人から聞いた表現では無いですがちょっと面白かったのが、

イギリス人があまりお風呂に入らないという偏見から

as dry as a pommy’s towel ” ( =ポミーのタオルみたいにめっちゃ乾燥する) 

 

意味: イギリス人は1カ月に1回しか風呂に入らないからタオルがいつも乾いている。

とか、

Pommy shower” (ポミーシャワー)

意味: デオドラントを使うイギリス人に対して、どうせ風呂に入っていないので、それ(デオドラント)がシャワーだろ。

という・・・

明らかに偏見!!

の言い回しなんではないかと思いました。

 

最後に・・・・

ちなみにオーストラリア人に対して使う「aussie(オージー)」とうのもよく使われていますがスラングで、気の知れた仲間や友人に使うのは問題ないですが、ビジネスとか初対面で使うと失礼になるので、場面によって気をつけた方が良いでしょう。

POMの理由を調べていたら、何となく日本でもお隣の県の人に変な対抗意識や偏見を持っていたりする事が昔からあるな〜と思いました。

話を盛り上げたり、親密さを上げるのに「あだ名」はあるべきだと思いますが本人が明らかに差別や偏見を感じる様な表現は宜しく無いですね。

皆さんは周りに変な・面白いあだ名や偏見にまつわるエピソードはありますか?

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