2018年オーストラリアの永住権取得に人気の【ある職業】に大幅な変更が!?
2018年3月にオーストラリア移民局がこの職業に対する応募条件を大幅に厳しく変更し、取得が難しくなってしまいました。
そのおかげで、私達が当初計画していた移住計画の日程が大幅に伸びそうです。
今回はその職業について具体的な変更点や内容をシェアしたいと思います。
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2018年永住権取得の取得に人気の職種とは?
[char no=”4″ char=”Yuu”]ただいま、オーストラリアの永住権取得のためにcook(料理人)として、
2018年の2月から西オーストラリア州 (WA )のTAFE(政府指定の職業訓練校)に行いながら一人現地で働いているYuuです![/voicel]
[ ]学生ビザでは労働時間に制限があるので、妻の私Mimi娘と日本で子育てしながら主に記事を書いています。 Mimi
>>>オーストラリア移住を目指すまでの流れと私達のプロフィール
なぜ、Cookでオーストラリア永住権取得を目指そうと思ったかというと・・・
>>>オーストラリアの移住のために「RSMS」というビザが最短最速の道!!
という最短最速のビザに注目していたことと、
移住の際に人気の職種「cook(料理人)」が
夫のYuuの過去の職歴に最もマッチしていたからです。
ところで
「移住に有利な人気の職業TOP15」の記事をご覧になった方はお気付きかもしれないのですが・・・
オーストラリアは日本の「料理人」のあり方が違います。
まずはこのchefとcookの基本的な違いについて説明しておきます。
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オーストラリアでのcookとchefの違いは?
ぶっちゃけ、「資格」なんかなくても技能や実力さえあれば料理人と名乗れるところは変わらないのですが・・・
永住権を取得する場合はchefとcookの2カテゴリーに分けて申請ができるようになっています。
では基本的なCookとChef 違いについてご紹介しておきたいと思います。
まず、Cookは・・・
Prepares, cooks and seasons foods in dining establishments and catering
(クックはレストランやケータリング/仕出しで基本的な調理の仕込みや調理ができること。)
とされています。
一方、Chefは
responsible for planning and organizing the preparation and cooking of food in catering establishments or dining venues.
(シェフは同じくレストランやケータリング/仕出しの場で料理の計画や準備に責任があり料理を行う)
とされています。
追記:ちなみにchefの中でも最も責任のある料理長に当たるのがhead chef(ヘッドシェフ)になります。
chef(料理長)はメニューの制作やレストランで働く人たちのマネジメントもするので、より責任があるポジションということになりましゅ! Ema
cookのこれまでの永住権取得の申請条件
では、今回はYuuさんが挑戦中で最も人気・取りやすかったcookとして申請する場合、
以前(2018年2月末)まではどのような条件だったかというと・・・
正確には応募する地域によって条件は異なりますが
RSMSの指定区域内にいるなら
- cookという肩書き(調理に拘る)で最低3年以上の実務経験がある
なら申請ができました。
Yuuさんは日本とオーストラリアとNZで合わせて3年以上の職歴があるので
現地でいつもお世話になっているビザコンサルタントさんに話すと
[char no=”11″ char=”ビザコンサルタントさん”]職歴証明さえ作れれば、永住権に申請できそうです。[/voicel]
と言われたので、
早速、英語で職歴証明書を作ったのですが・・・
提出してからおよそ3週間が経過し、
[char no=”11″ char=”ビザコンサルタントさん”]つい最近、法律が改正したので申請できそうにありません。[/voicel]
と言われました。
ガ〜〜〜ン!!
結構、期待してたのにー!!
でも、法律には逆らえないのでしょうが無いです。
具体的な変更点は何だったのかというと・・・
2018年3月に変更した内容
基本的に対面だと有料で相談に乗ってくれるビザコンサルタントさんは
一度利用すれば、無料でメールや電話で1つ2つ簡単な質問内容には答えてくれますが、何から何までやってくれるわけではないので最終的な確認は自分で行いました。
確認を行った機関は
TRA といって、永住権を申請する為の十分な職種のスキルがあるか審査するオーストラリア政府の機関です。
*ちなみにここではskill assessment (仕事内容のみの審査)を受けますが、
最終的に英語や健康、犯罪証明など全部の審査はオーストラリア移民局という別機関になります。
このTRAで確認できた変更内容はというとー
- 日本の調理師免許/もしくはchefのdiplomaを取得した上で、それから最低3年(フルタイム)以上の実務経験がないと認められない
と、いうことで
他の国籍の人についてはわかりませんが、
調理師免許が無いYuuさんは
せっかく過去にあった実務経験が今回の改正でカウントがゼロになってしまったのです。。。
また、TEFEで今回とっているコースに関してもcookery のcertificate 3
に関しても
この条件が変わったことで、
申請するカテゴリーをchef (料理長)のDiploma(学位)へ変更&延長する必要が出てきました。
コースを延長してトータルで考えると
これからあと5年ほど、金銭面的なコストとしては
(正確な金額は確認中です)かかりますが、賄えない範囲では無かった感じで・・・
永住権取得までにかかりそうな計算となりました。
な、長いしまた$かかる〜・・・・orz
[char no=”12″ char=”TRAの担当者”]でも、がっかりしないでください!お先真っ暗では無いですよ〜[/voicel]
Yuuさん
今後cookでの永住権申請の条件はどうなるのか?
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[char no=”12″ char=”TRAの担当者”]今回の変更はcookとしては過去最高の厳しい条件になりました。
cookが足りていない地方のレストランにとって大きな痛手になっており、
すでに地方各地のレストランオーナー(スポンサー)から多くの苦情が届いているそうです。
つまり、
法律は見直されて、また改正される可能性がかなり高いそうです。
おそらくまた近いうちにに高い確率で法律はゆるい方向へ変わると思われます。[/voicel]
Yuu& Mimi: は、早く、変わってくれ〜〜〜!!!!
最後に・・・
結論としては2018年の3月永住権取得の為に頑張っている志願者には史上最高に厳しくなった最悪の変更があったわけですが、
もともと法律がコロコロ変わる可能性があることを知っていてある程度の覚悟していた私たちにすれば
このような出来事は今の所は絶体絶命な自体でも無いので、レストランのマネジメントに関しても学ぶべきという新たな学びのチャンスと捉えることにしました。
簡単に諦めず、また近いうちに緩くなることを祈って、まずは今一番スポンサーの雇用主にますます信頼してもらえるように頑張ります。
<参照情報: Skills assessment requirements for Cooks and Chefs /Assessing the effect of recent 457 visa policy changes /