オーストラリア移住に挑戦中の日本人一家奮闘記と世界一周旅行のライフハック




オーストラリアの小学校・義務教育はいつから?学年の計算方法や新学期の入学時期も解説!

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黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
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西オーストラリア州( WA ) のバンブリー 市( Bunbury )に一家で移住して早くも3ヶ月が経過しました。
娘が3才になり、本人も「学校に行きたい!」と言い出したので…そろそろ幼稚園かどこか預けてみようかな…と色々と問い合わせしたり、本人を連れて学校見学に回っていた今日この頃です。

ちなみに、子供とオーストラリアに来てからの方が湧いてきだ疑問や答えがたくさんありました。

  • 英語で幼稚園って呼び方が「Kindergarten  (キンダーガーテン)」だけじゃ無かったり
  • 日本と学年の数え方や入学のタイミングが全然違って頭が大混乱したり
  • 「入学式」はないと思ってたけど、実は…!?

こちらの記事では超基本的なオーストラリアの義務教育のシステムや幼稚園と小学校の英語での呼び方とか学校入学の時期についてまとめてみました。

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オーストラリアの幼稚園は英語で 「Kindergarten」ですが…他にも色々とあるのです

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引用 https://www.education.wa.edu.au/enrolling-in-school 2019.10.18

オーストラリアの幼稚園の正式な英語表記はKindergarten (キンダーガーテン)です。
が、口頭では短くしてKindy (キンディー)と言われています。

さらに、これは西オーストラリアで、その中でも、もしかしたらBunburyだけの話かもしれませんが…
プレ幼稚園」なるプログラムが学校によってはあります

英語で

Pre- Kindy ( プレ キンディー)とか
3- Year-Old- Program ( 3 イヤー オールド プログラム )

というコース( ? ) 学年があるんです。

さ、ら、に…!!

Bunburyでは3才未満の幼稚園の乳幼児向けプログラムで無料〜(1回約1時間で数ドルかかる場合)で受けられる親子向けプログラムがあって

Play Cafe (プレイカフェ )

と言われています。

このPlay Cafeも地域によって、呼び方が違うかもしれません。

さてさて、私が大混乱した学年の計算とか入園申し込みの時期についてもみていきましょ〜

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オーストラリアの幼稚園・小学校【義務教育】に行かせる年齢の計算の仕方

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引用 https://www.education.wa.edu.au/enrolling-in-school 2019.10.18

 

【雑学】「小学校」の英語はPrimaryとElementaryどっちなの?オーストラリアと世界の使い分け

こんなの知ってるよ〜!って方はさらっと飛ばしてくださいね。
私は「あれ?どっちだっけ??」となったのでメモ程度に書いておきます。

Primary・Elementaryどっち問題

基本的にPrimaryもElemantary schoolも「小学校」で同じ意味です。ただ、

  • Elementary は主にアメリカ北部でのみで
  • Primary はオーストラリア、NZ、イギリスをはじめインド、アイルランド、パキスタン、ラテンアメリカ、南アフリカなどで使用されます。

    (参照:http://en.wikipedia.org/wiki/Elementary_school)

 

さてさて、本題に戻って。ここからはどのタイミングで入学するのかについてオーストラリア全土における基礎知識について、オーストラリア政府公式ページを参照にしながら出来るだけわかりやすく解説してみたいと思います。

オーストラリアの義務教育がいつからかというと…
「小学校 = Primary School」は小学校なんですが、実は小学校への必須、準備期間である「Pre- Primary 」(プリ プライマリー)からになります。

え〜!そうなんだ。
で、いつから私は学校に行けるの〜?

Ema

ここで、日本人の私にはちょっとややこしくって、ちゃんと理解するまでにトータル1週間くらいかかりました 😳 

まず、1年の中でも「新学期 」= Term 1 が始まるのがオーストラリア全州で2月からになります。

オーストラリアの学校の学期について

1年を通して、学校の学期 (term)は全部で4つあります。
Term 1 , 2, 3, 4 の間にホリデーがあり、学校によって細かい日にちは異なりますが、大体はこんな感じです。

Term 1  2月上旬〜4月中旬
Term 2     4月下旬〜7月上旬
Term 3  7月下旬〜9月下旬
Term 4    10月中旬〜12月中旬

 

学年を決める基準はFinancial Year (ファイナンシャルイヤー)だから、ややこしい

入園の年齢が決まるのがオーストラリアの「Financial Year (ファイナンシャルイヤー)」に法っていて、子供の生まれが 7月1日以降か以前かによって学年のカウントが変わるのです。

Financial Year (ファイナンシャルイヤー)といえば、その年の新しい車とか電化製品とか発売されたり税金の申請したりするのとかは知ってたけど、学校の学年の基準まで決まってたとは知らなんだ〜〜!

Mimi

自分なりにわかりやすく日本に置き換えてみると…

日本の入学式って4月上旬ですよね?

で、学年が決まるのも来年 (2020年) に小学校に入学する子供は2019年の4月1日〜2020年の3月31日で満6才になった子供が入学するという基準になります。

が!

オーストラリアでは学年の分かれ目の基準が新学年が始まる前の年の7月1日〜その年の6月末になるのです。

例えば、

 

小学校(2019年)はいつから?

来年 (2020年) から義務教育のPre Primary ( プリ プライマリー )がスタートする子供は2019年7月1日〜2020年6月30日までに満5才になっている子供が入学する。

 

ということになります。

つまり、Kindergarten (幼稚園 )も翌年(2020年なら)の2020年6月末迄に満4才になっている子供であれば、2020年2月から入園が可能。

というわけです。

ここで、わかってくれるあなたは頭の回転が早いですね!

では、入学式にまつわる事実や学校見学のタイミングも追記しておきます。

 

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西オーストラリア州に入学式はあった?!

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実は昨日、超タイムリーにもBunbury市が主催で「未来のミライ」の映画が無料で観れたので初めて娘と映画を観てきました。

映画の中でママがアルバムをめくって「入学式」の写真をくんちゃんに見せている時
「入学式」 =  ” The beginning of school term  “ と翻訳されていました。

改めて、日本の「入学」に当たる直訳的な言葉のはないのだな〜と感じました。

 

「入学式」あるんだ!と思ったとある学校見学の話

こちらでカソリック系の幼稚園・小学校の見学に行った時に私こんな質問をしてて、その時はあると思っていたのです。。。

<会話内容>

「Is there any celemony things be hold in this school ? 」
(こちらの学校では式的なものはありますか? )

学校のコーディネータさんYes, every end of year. After Kindy, all students plays music instruments and sing a songs and ~~??? (→後、忘れた) on a stage at the garden. 」 
(はい、毎年年末にお庭にあるステージで幼稚園以降の全学年が楽器演奏とか歌とか…色々してます。)

*正確な内容覚えてなくてすみませ〜ん!!

ただ、この時「」でパッと私が浮かセレモニー ( celemony )だったのですが、よくよく英英辞書で調べてみると「宗教的な儀式」という感じの意味で使用されていることがわかりました。さらにこの学校がカソリック系の学校だったのですんなりと「Yes 」になったんだなと後から気づきました。

だから、学校によって年末に「発表会」的なものとか宗教的な学校によってはそれがより儀式的なものとしてあったりする。けれど、日本の思い描く「入学式」と全く同じ文化がやはりこちらには無い様ですね。

 

幼稚園・小学校の見学や申し込みのタイミングについて

上の様な発表会と(終業式に当たるのかな?)なものある様な学校に活かせるならその練習が始まる前のタイミングで入れさせてあげたいですよね!

でも、特に気にしなければ普通に満4才から「幼稚園 ( Kindy / Kindergarten )」もしくは満5才からの「Pre Primary 」の学年に入れる様に実際の見学とか申し込みを最初はメールか電話でしておいたらいいかなと思います。

学校にもよりますが今までの見学経験上、公立の「幼稚園」になると見学NGだったり、

日本の公立と似ていて指定のエリア外だと入れなかったりするので、気になる小学校がある人は早めに確認が必要です

ちなみに、BunburyではPre-Kindy および 3 Years Old Programがあるのは今調べてる感じだと私立の学校だけでした。
公立の小学校 (Primary)には大体同じ敷地に幼稚園 (Kindy )と(Pre-Primary)のプログラムやクラスはあるのですが、Pre-Kindyが無いところがいくつかありました。つまり、公立の学校は満4歳以上にならないと通わせられないという感じです。

私みたいに3才から学校の準備程度に幼稚園とかに徐々に通わせたい親にとってちょっと紛らわしいんですが、ネットで「Pre kindy 地域名」とか「3 Years Old Program 地域名 」とかで検索した時に「託児所/ 保育園 ( Day Care )」がヒットする場合があります。

託児所 ( Day care ) がオーストラリア政府が認可するKindy的なプログラムを取り入れていたらヒットするようになっているようで…小さい、Googleビジネスに登録してない様なローカル施設だとヒットしなかったり。なのでママ友からのリアル口コミからの情報収集も大事かなと感じました。

託児所なら それこそ予約しなくても当日でも営業時間に行けば大概は超welcomeで施設の案内をしてくれて、人数に空き枠が有る限り、必要な書類を提出してお金さえ払えばいつでも入れます。

 

しかし、Pre-kindyであろうと「学校」に通わせるとなると予防接種 ( immunization / vaccination ) 証明の提出が必要だったりするので、実際の申し込みの詳しいところはまた後日手続きが終わってからシェアしますね。

Pre- Kindyの学年は週に1日か多いところで2日だけしか通わせられないので特に、5才未満の未就学児で週3日以上通わせたい方は自ずと選択肢は託児所 ( Day care )になるかなという感じです。

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最後におさらい

大事な部分をまとめておきますと…

  • オーストラリアで小学校はPrimary (プライマリー)schoolと言います。
  • 幼稚園はKindy / Kindergarten / 3 Years Old Program* です。
    ( 3 Years Old Program は地域独特の名称かもしれないです)
    ***バンブリーBunburyでは3才未満は無料で参加できる「Play cafe」というプログラムも学校によってあります。

  • 義務教育は 満5才から通うことになるPre- Primary ( プリ プライマリー)から。
    →年の数え方はその年7月1日〜翌年の6月末までに5歳になる年齢の子どもが翌年2月上旬からの新学期に入れる感じ。
  • 新学期に日本の「入学式」なる「式典」はありませんが、学校によって年末に発表会の様なものはある。

    また別記事にて入学の手続きや費用とか実際に幼稚園に行き始めてその変化とかも書いていきたいと思いますね!

    オーストラリア移住を目指す子連れファミリーの皆さんに少しでもご参考になれば幸いです。

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