IELTSのスピーキングは時間配分がキモ!試験当日の時間帯や注意事項って!?
IELTS (アイエルツ)試験当日のスピーキングが行われる時間帯は試験前に理解しておかないとかなり危険なことがあります!
この記事では
・スピーキングの各パートの質問と回答の際にかかる時間
・特にスピーキングを受ける際に気をつけるべき事
・公式サイトには書いてないけど持って行って良かったもの
を実際の受験談に基づいてお伝えしていきたいと思います。
IELTS のスピーキングセクション内容と所要時間
IELTSのスピーキングセクションの概要
時間 内容
パート1
4-5分
インタビュー形式で短めの質問が3~5問 (出身地、家族、休日の過ごし方、趣味などについて聞かれる)
パート2
メモる時間1分
話す時間2-3分Topic card 渡され、カードに書いてある内容に沿って話をする。
パート3 4-5分 セクション2に関連した内容で、より掘り下げた議論的な質問をされる。
スピーキングセクションの試験時間の合計はアカデミック・ジェネラルどちらも一人につき11~15分ほどです。
スピーキングの試験中は長く感じますが、時間だけで見てみると結構、あっという間に終わりますね!?
試験当日のスピーキングのスタート時間に関する詳細はこちらの記事の一番下に書きましたのでぜひ最後までご覧ください。
まずはセクション別にも細かい時間配分と攻略法を見て行ってみましょう!
sponsored link
IELTSのスピーキングのパート別時間配分と攻略法
パート1 の問題傾向と回答例
パート1 の所要時間は 4~5分です。
問題内容の具体的なトピックは住居・家族・仕事・勉学・趣味など身近な話題について一般的な質問を受けます。
パート1の回答時間には1つの質問に対し10秒ほどの時間で答えましょう。
人が聞いて心地よいスピードはネイティブの場合、約200〜500語/分程度とされていますので
10秒の場合 33~83語の文章量で話すとベストです。
ただ、ほとんどの日本人にとってこれはかなり速いと感じる速度なので
最初のうちはその半分の約100~150/分のスピードでも話す内容が明確&正確であれば全く問題無いです。
パート2
パート2はスピーチ形式となり、所要時間は合計3~4分です。
流れとしては以下の通り。
①試験官からカードを渡される。
(カードにはスピーチのトピックとその中に含めるべきポイントが3~4つ記されています。)
⇓
②1分間の準備時間が与えられる。
(メモを取るための鉛筆と紙が用意されています。)
⇓
③トピックについて1~2分間のスピーチを行う。
⇓
(試験官から同じトピックに関して質問を受ける。
難易度的には実は、このパート2が答え方としては最も難しいとされています。
なぜなら、お題に対して1~2分の時間で自分の意見をまとめないといけないからです。
ここは必ず頭の中を整理する必要があるので、1分間の準備時間でメモに話す内容を短い文章にまとめましょう。
メモのポイントは以下の通りです。
- 結論 (導入)
- その理由・ポイントを2~3つ
- まとめ (最初に言った結論を別の言い回しなどで繰り返す)
特に文章にはカードに書かれた質問のポイントに当たる解答を必ずスピーチの中に入れるようにしましょう。 1つのポイントについての説明は2~3文で構成するといいですよ!
繰り返しますが、ここが最も難関なので練習も本番も必ずメモを取りましょう。
パート3
パート3ではディスカッション形式の質問で4~5分の解答時間になります。
内容は試験官とPart2のトピックに関連した問題について話し合います。
ここで取り上げられる問題はより抽象的なものなので、議論もより踏み込んだものとなる場合が多いです。
ポイントとしてはスピーチでは無いのでパート2のように自分ばかり一方的に話す必要は無いのですが、
自分の意見の内容は気にせずに時間と質問内容を把握し、いかに論理的な解答ができるかがハイスコアを得る鍵となります。
なので理想の解答時間を長さ別に振り返ると・・・
パート2( 約1~2分)> パート3 ( 約30~40秒)>パート1 ( 約10秒)
となります。
具体的に流暢さをアップさせて、会話のスピード感を身につける方法としては
①回答している自分の声を録音する
②その内容をノートに書き出し、パート別に何語で話しているか数えてみる
になります。
少し手間がかかり、忍耐もいるオーソドックスな作業ですが、
スピーキング力・スピーチ力を本気で上げたいならやる価値ありです!
sponsored link
IELTS試験当日のスピーキングの時間帯は?
さて、IELTSのスピーキングで厄介な点はテストが行われる時間帯です。
私の場合2016年〜2017年にかけて過去に6回試験を受けてきて、2日間に分けて行う試験は受けてないのですが、
1日の場合、スピーキングが行われる時間帯は試験の最後のセクションになるので必ず午後になります。
そして、午後のいつになるのかは試験会場に入った時に自分のテーブルの上にシールで試験開始時間が書かれていますのでその時にわかります。
つまり、スピーキング終了時間はそのシールに書かれた時間からおよそ15分後と思っていれば大丈夫です。
ちなみにIELTSの公式ページに書かれているスピーキングが行われる時間帯は1日および、東京、大阪以外の公開会場の場合は目安として13:00 ~ 19:30。
また、2日間の場合は9:30 ~ 19:30なので・・・
運が悪いとスピーキングの試験まで半日以上も待たされます!!!!
OMG (オーマイガッ)!!! Yuu
自分の場合、県外で試験を受けるので夜行バスの予約をしていたんですが、帰りの高速バスの予約した出発時間が18:00代で試験が終わってバス乗り場に猛ダッシュで向かって何とかギリギリに乗れたという経験があります・・・
もう少し試験の終わる時間が遅れたら完全にバスに乗れなかったので
あなたも試験当日のスケジュール管理は十分ゆとりを持って計画を立ててくださいね!
試験当日の持ち物リスト&スピーキングのタイムスケジュール
【試験当日の持ち物必須アイテム】
□パスポート原本(カバーなし)
□パスポートのカラーコピー(IDPで申し込んだ場合は不要)
□キャップなしの黒鉛筆(IDPで申し込んだ場合は不要)
□カバーなしの消しゴム(IDPで申し込んだ場合は不要)
□水 (透明なボトルでラベルなし)
□紙おむつ(*我が家の場合です:お腹が痛くなった時のため)
【試験会場へ持ち込み禁止の物】
❌ 腕時計(試験会場内に時計あり)
❌ ハンカチ類
❌ コート類
❌ ひざ掛け
❌ 財布
❌ スマートフォン・携帯電話
❌ メガネケース
❌ 黒鉛筆・消しゴム以外の筆記用具すべて
❌ 水以外の飲食物すべて
交通費など当日必要最低限のもの以外の貴重品は持っていかないようにしよう!
Yuu
試験当日の実際の流れ:
①マイページ内の受験確認書にてお知らせしているチェックイン開始時間に受付に行く(受験票はいりませんが受験番号は必要です)
②受付でパスポートチェックと本人確認(指紋認証と写真撮影)を受ける。
受付には、受験申込の際に使用したパスポートの原本が必要。
③試験監督者の指示に従って、荷物を預ける。
④名前が呼ばれるまで、指定された場所で待つ。
⑤名前が呼ばれたら、パスポートのみを持って試験室に入室する。
試験開始は 9:00頃〜
リスニング・リーディング・ライティングの全部が終わるのが12:30頃で自分のリスニングテスト開始時間の15分前までは好きな所に行って良かったです。
ただ、リスニング会場に入る前の指定の待合室へは再度パスポートと指紋認証の本人確認があります。
⑥スピーキングテスト終了後は、受付で退出手続きを行いすみやかに退場する。
では、最後に注意点を確認してくださいませ〜
【注意点】
※試験の時間帯は当日の会場や運営状況により前後する場合があるので、あくまで目安です。
※チェックイン開始時間は人によって異なるので、必ずしご自身の受験確認書に指定する時間に受付へいってください。
※スピーキングテストの時間・日程は指定・変更できません。
※当日パスポートの原本が無い場合はいかなる理由でも受験資格を失います。その際、受験日の変更や返金なども一切出来ないので十分にご注意ください。
まとめ
IELTSのスピーキングについて、パート毎の概要や攻略のコツに試験当日の時間帯などもなるべく実際の試験当日のイメージが掴みやすいようにご紹介しました。
受講料もバカにならない高額なので、少しでもお金や時間、労力を最小限のコスト&ストレスにして目標スコアをクリアしてください!
また、オーストラリアへ移住を夢見るあなたの少しでもエネルギーと希望になればと思います。