カウチサーフィンはホストが全てじゃない!ベトナムでの初サーフが楽しすぎた話
世界一周に出て、カウチサーフィン[CS ]を初めて使った国は「ベトナム」でした。
「タダで宿泊先を提供してもらえる」というイメージが強いかもしれませんが、
「ホスト」だけがカウチサーフィンの醍醐味や楽しさではありません。
ここでは、私たちの経験から得た基本的なカウチサーフィンの使い方や注意点と初めてベトナムで使ってみた感想などについてまとめてみます。
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何で「ベトナム」でカウチサーフィン?
[ ]この記事を書いている、Mimiです! 江戸時代から貿易の関係で日本とは歴史的に深い関わりがあるベトナム。 フランスと同時に共同統治されていたり、つい43年前までベトナム戦争があって、今もその爪痕が色濃く残る人々や場所もありますが・・・ 現代の生活においては特に車やバイクなど日本製の様々な物資のお陰で「便利な生活をもたらしてくれた」という事もあって親日な人が多いです。 Mimi
Yuuさん
ベトナムであったトラブル
私たちが長距離バスで到着した当日は長〜い雨期(8月末〜9月)の真っ只中で、
私たちは目的地を降りた瞬間にスコールのような大雨に遭い、
その上、バスの下に預けたバッグ大が入れられたまま走りさられる・・・ 😥
なんてトラブルがありました。
その後、2日ぐらいかかりましたが、しつこくバス会社に問い合わせてバスの車庫まで探しに行ったらバッグは無事に何も中のものをとられることも無く取り戻すことができました!
このトラブルでわかったことはサービスや仕事の質や正確さで日本に勝る国は世界にはほぼないことだけでなく、
物を無くしても中身を取られることが無かったという奇跡です。
単にラッキーだっただけかもしれませんが・・・
日本もベトナムも宗教や道徳の根底に大乗仏教と儒教があるせいか、単に親日だけでなくて「本当に心の温かい」「フレンドリー」な人が多いというのは強ち事実だったな〜というのが、実際に訪れた時に感じた事です。
*ちなみに2012年の事です。
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ベトナムはカウチサーフィンの初心者にぴったりな理由
バックパッカーの私たちにとって「カウチサーフィン」を使う目的は大きく2つ。
一つは「世界各国の人たちとリアルな繋がりや、より豊かな経験や思い出を作ること」
もう一つは「宿代をできるだけ節約すること」
でした。
国境入りしてすぐにまさかのバスでのバゲージロストトラブルがあったので若干凹んでいたものの、荷物が無事に戻ってきたので「地元の人と絡んでみたい。」と素直に思えました。
アジア全般で言えることですが、初心者がアジアでカウチサーフィンを使うメリットは
現地の人々にとって「英語が第二言語」であることで、お互いコミュニケーションが取りやすく、
経験を積めば積むほど、英語でのコミュニケーション能力が自然とUPし、結果としてリファレンスを増やすことに繋がります。
ちなみに、
ヨーロッパや北米などは特にですが都会に行けば行くほど、今は多くのユーザーがAirbnbに流れてしまっているので、
「リファレンスが無い。プロフィールをきちんと書いていない。英語でコミュニケーションが出来ない」だと
いくら有料会員でも全然、誰にも相手にしてもらえないです。
なので、今は少し変わっているかもしれませんが、
当時アジアの中でも特にベトナム人は「温厚・誠実」で「フレンドリー(親日家)」なだけでなく「好奇心溢れる」人が多い傾向があったので、普通にホストは見つけやすいだけでなく、初めてのカウチサーフィンを利用するのに最適な国だと感じました。
[char no=”8″ char=”5年前のYuu”]それにしても、いきなり海外の見知らぬ土地で人” 宿泊させてください” って、いうのもなかなか勇気がいったな。[/voicel]
確か出発の半年ぐらい前だったかなと思います・・・。
この記事の本題というか「カウチサーフィン」を教えてくれた友人から教えてもらって、実際に役に立ったTipsも加えつつ、基本的なカウチサーフィンの使い方をご紹介します 💡
カウチサーフィンの基本的な使い方と注意点
Yuuさん
基本的にサイトでのやりとりは英語です。
おそらく日本人の間で需要が少ないのか日本語はサイトで対応していません。なので、英語はできなくてももっと喋れるようになりたい!って言うあなたにはぴったり![/voicel]
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カウチサーフィンの基本的な使い方
⒈アカウントを作成
2.profile(プロフィール)を書き込みます
ここが最も時間を要します。結構、細かくしっかり自分自身について英語で書き込みます。
ここが苦手でもまずは自分の言葉で頑張って書いてみることをお勧めします。
3, Get Verified[認証メンバー登録] にするか・・・?
これは割と最近になって追加された機能です。
年間6,600円の有料メンバーになるかならないか・・・正直、私の場合は昔は無かった機能なのであまりその必要性を感じられず有料メンバーになっていませんが、これから積極的により有効的にカウチサーフィンを使いたい方は運営会社に対して感謝の基金をするくらいの気持ちで登録しても良いかもしれません。
より早く見込みの高いホストから連絡が欲しい、より安全に利用したい場合は今後は有効なのかな〜と思います。
4. 行く場所と期間が決まれば早速、誰かに声をかけてみる。
声のかけ方は大きく2つです。
一つは行く先のメンバー全体に対して自分の要望や期待していることを問いかける。
例えば; 何月何日〜何日までの何日間、どんなメンバーで何日滞在するか。
自分のわからないことやその街で期待することなどです。
簡単でもいいので、相手にわかりやすくポイントを抑えて書くと良いです。
また、カウチサーフィンにはその土地その土地でメンバーが自由に作れる「Group」があって、
交流会やイベントが開催されていることもあります。
興味がある活動があればそういったところに参加して一気になるべく多くの人に実際にあってみるのも一つです。
カウチサーフィンの注意点
日本で国連に勤めていてかなり国際的な活動をしている友人から教えてもらった「カウチサーフィン」。
もう少し時間的にゆとりがあれば、日本で実際に使ってみてから世界一周でも使ってみたかったんですが、
仕事に終われる日々で観光案内やホストする時間は無かったので旅しながらぶっつけ本番で利用してみることになりました。
その友人からの超為になったカウチサーフィンのTipsが・・・
- 毎度「ホスト」を探す目的で使わない
- 特に女子や初めて使うなら大丈夫そうな人をよく選んだ上で、現地の案内やお茶だけにしておく
- ある程度人間性を見極めた上で「ホスト」は期待すること
でした。
もちろん、注意点には利用者(旅人)側の視点で相手のプロフィールやリファレンス(推薦状)はしっかりと目を通して、実際にやりとりしての感じが悪ければきちんと断るなど、相手を選んだ方が良いことはもちろんなのですが、
様々な日本語のサイトをみて気づいたもう一つの注意点は
「世界中の旅行先で、無料で泊めてくれる人を探すことが出来るサービス」と紹介してあって、旅人よりの一方的に好都合な目線で利用する事が一番注意して欲しい事だと思いました。
ま、売りにしている目玉のサービスではあるので、それが間違っているわけでは無いのですが、実際に世界中の本当に無償で大切なプライベートの空間や寝床を提供してくれるホストがそれだけを目的で旅している人を積極的に受け入れたいとは思っていない。と、いうことを考えて使ってみて欲しいと思います。
自分がホスト側になって考えたら当たり前の話ですよね?
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今は表示が無くなってしまったのですが、当時はあった「お茶をする(Teaか Coffee だったかな?)」と言うリクエストをかけてホーチミンで現地の案内を半日ほどの時間でしてくれる人を募ってみました。
この時私たちが投稿した内容は
・現地の言葉での挨拶文、
・自分たちの簡単な自己紹介
・希望の日にちに街案内をして欲しい
・ベトナムをより深く知りたくて、より良い思い出を作りたい
というような事を書いたと思います。(全文が記録に無いのですみません ^^;)
また、通常ホストへの「お土産」などは必須ではありませんが、あればなお良しです。
私たちの場合、特に物の用意していなかったので、ちゃんと案内をしてもらったらお礼にランチをご馳走すると二人の間で決めていました。
そして、募集してすぐに案内をしてくれると言う人から連絡がきたのです 💡
さてさて、初めてのカウチサーフィンはどうだったのかと言うと・・・!?
実際に使ってみて楽しみ方は「ホスト」だけじゃないんだ!
初めてのカウチサーフィンは「そもそもリファレンスも全然ないカップルに応答してくれる人なんているの?」
と半信半疑でドキドキ応答を待っていたのですが・・・
思いの外レスポンスが早かったどころか(当時日本人ユーザーが珍しかったのか。)
どんどん声がかかって来て返信が面倒になるくらいのすごい供給率だったのですぐに全体投稿を削除しました。
そしてすぐに連絡があった人の中から、スケジュールが合って、プロフィールや会話の受け答えの感じが良さそうだったBenと言う当時、大学生の男の子に街案内をお願いすることにしました。
待ち合わせした集合場所と時間になるとー
Benは大学の友達を連れて来ていて、「それぞれのバイクの後ろに乗って街案内をするからさあ乗って!」
と言うのです。
久々の原チャリの2ケツと夫婦離れ離れになるのが一瞬不安にはなりましたが、
爽やかで礼儀正しい感じの良い彼らを信じてみることにして
それぞれバイクの後ろに乗ってホーチミンの観光スポットを一緒に回ってもらいました。
あの、バイクの集団を外から傍観していても全然楽しくないし、
むしろ危ないんじゃないか?としか思いませんが・・・
自分がバイクに乗せてもらって街を走るとーめっちゃ楽しい ヾ(*゚∀゚*)ノキャッキャッ♪!!
9月に入っても真夏のような日差しの中をスイスイとバイクでお勧めのスポットに連れていってももらうのは快適で、観光地の箇所で彼らなりのガイドは聞けるし、質問した事は教えてもらえるし、とっても有意義な半日観光をすることができました 😀
彼とはいまだにSNSを通じて繋がっていて、かけがえのない生まれて初めてのベトナム人の友人となりました。
カウチサーフィンといえば、元々は
お金がなくても「人の信頼」によってどこまで繋がりを広げられるか
と言う、創設者の「実験」的なことから始まっています。(なので、リファレンスが重要 !)
地元の人との繋がりの手段として、英語でコミュケーション能力を上達させる実践の場としても
やはり使ってみる価値はあると思います。
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最後に・・・
日本にはリファレンスの文化も自分を他人にアピールする教育もないのでカウチサーフィンは抵抗があるかもしれませんが、私は実際にAirbnbもカウチサーフィンも使ってみて総合的にみるとカウチサーフィンの方がずっと濃厚で有意義な体験ができたと感じています。
不思議な事かもしれませんが・・・
旅から帰ってきてもいまだ良い関係を築けているのはワーホリで生活を共にした人たちと、カウチサーフィンを通して知り合った人、あとはトラブルでお金が使えなくなった時に助けてくれた人たちでした。
一度だけカウチサーフィンでも嫌な人に当たってしまったことがありますが、それはまた別記事で・・・
この記事を読まれた方はいきなり「ホスト」を求めなくても良いです。
30分のお茶だけでも、2~3時間の街案内だけでも良いので、ぜひ、ホストもカウチサーファー(旅人)もどちらも経験してみてください。
思いがけない素敵な出会いが待っている!こと間違いなしです ^^