オーストラリア移住に挑戦中の日本人一家奮闘記と世界一周旅行のライフハック




オーストラリアへ移住して後悔しないか?現実にあった残念な事から想定してみる

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黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
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オーストラリア移住は執筆中の現在はまだ途中の段階ですが、

1年半ほどワーホリビザでオーストラリアを仕事しながら旅していた事があるので

その時の現実にあった「残念な話」から、実際に移住後も考えられそうな事も色々考えてみることにしました。

移住しちゃっても本当に後悔しないのか。

すでに移住された様々な諸先輩方のご意見と自身の考えを照らし合わせてみました。

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オーストラリアのワーホリ中に起きた現実の悲しい事件

 

私達、夫婦がワーホリでオーストラリアへ到着し生活していたのは2013年から2014年の事です。

一応ハネムーンではありましたが、完全にバックパッカーだったので

物価の高いオーストラリアでは「ちゃっかり旅資金を貯める」べく、

HelpXという会員制のお手伝いと住処などの交換ができるサイトを使って、

家賃を無料にしながら生活していたのでありますが

そこで出会ったとあるオーストラリア人のホストマザーから

完全に人種差別な発言をされて、もう当時は顔も見たくないし一緒にご飯も食べたくないしとにかく一刻も早く家を出たい!!!!

なんて事になった事がありました。

 

なんでそんな事になったかというと、そもそも背景があるのですが

HelpXの説明から簡単にさせてもらうと

イギリス発の何かの「お手伝い」と引き換えに「住む場所」や時には食事などを提供してもらえる会員制のサイトです。

大した額ではないですが一度会員になれば、加盟の全世界で登録している人のプロフィールや連絡先、過去の利用者の評価などと住まいのエリアが見られるようになります。(を口実としたたまには人件費削減や出会いを求める人もあります)

そこで、見つけたとても(最初は)好感のもてる 母子家庭。

母子家庭で仕事に忙しく、家事が行き届かないので、部屋の掃除や洗濯、食器洗いなどを手伝って欲しいということでした。

そもそも、母子家庭というだけで家事がほぼ出来ないという事に大きな問題がある事にすぐに気づけばよかったんですが、まあ、何事も経験です。

最初の1ヶ月ほどは順調でした。

メールでのやり取りのあと自宅でインタビュー(面接)後にすぐ契約が決まり

入居が決まった日にはたまたま旦那の誕生日だったんでお祝いも一緒にしてくれたり

お互いとてもハッピーに過ごしていました。

が、3ヶ月ほど経って、日中はバイトも始めたことや家の仕事もなれてきたので

できるだけ効率的に短時間で終わらせたかったのに

仕事内容よりも契約の「時間」を目一杯利用して「させられる仕事は何でもさせないとこっちが損」

みたいな空気が漂ってき始め、

時間とやった仕事の記録を毎日紙につけろ。

というようになりました。

家庭内で思春期の息子との大げんかもほぼ毎日見るようになり・・・

ある日週末は仕事がオフなのに

これから友達がくるから洗濯機を回しといてと軽く言われました。

私は「今日はオフだし、これから私も出かけるから」と断ると

たまたまその場に登場したばかりの友人が

だから、洗濯回せって言ってんだろ!」みたいな口調で私に怒鳴ってきました。

そこでホストマザーは私を気遣いもせず、友人が自分の味方をして当然だ!

みたいな態度でした。

もう、それから堪忍袋の尾が切れたものの、何とか話あいの機会を作りましたが

本人は何も悪く思っていないどころか “私達の仕事ぶりが不満だ!

手伝いして家賃払え!

となってしまったのでこんな人とは一緒に住めないとなったのです。

 

実はこのお母さん、息子さんが2歳か3歳くらいのかなり幼い時にすでに離婚していて

旦那側の親から何だかとっても嫌われている(と自分で言っていた)ようでした。

その頃からすでにhelpXのヘルパーさんを雇い、家事をしなくていい生活を送っていたので

「母子家庭」を口実に家事は出来ない環境を自分で作り上げてしまったようでした。

さらに、

思春期の大変取り扱いの難しい息子から毎晩のように好きと言われたかと思うとちょっとした事で「死ね!」みたいな事を言われたり、自分の寝床を荒らされたり、おまけに

オーストラリアでは高額な歯の治療に何十万もかかったタイミングで

職を失った事と

元旦那が新しい奥さんとの子供を平然と預けにきていたり

まあ、心に健全ではない事象が次から次へと立て続けに起きていた時期でもあったのです。

 

優しい彼女の姿も知っているので、

こんな背景を考慮すると最終的に許してあげる事にしましたが

人生の反面教師として

また、

あの無関係な友人の女の一言が

外国人の労働者に対する現実の目の一つだった事

体験した悲しい出来事でした。

 

そんな事もありつつも、

その家から離れていや〜スッキリしました!

この事件以外は本当にいい思い出ばかりなのでやっぱり、一周した後に

オーストラリアのあの地へ移住しよう!

となったのです。

 

 

それでももう一度!オーストラリア移住を決めた理由

 

「オーストラリア移住を決めた本当の理由」に関してはすでに述べてある

私達のプロフィールのページをご覧ください。

 

 

後悔しないのか?考えたい人はこんな「計算式」あります

 

後悔するかもしれない事。

あげてみました。

・本当に美味しい米(日本食全般)が食べられなくなる

・親が何かあった時にすぐに駆けつけられなくなる

・逆にこちらに何かあった時に簡単に駆けつけてもらえない

・物価が高くて損

 

そんなところです。

上に書いたような人種差別的な事は世界中どこに行っても、

小さな日本の中でも、その中の職場でも・・・

どこでも起きうる事なのでそんな人とはまともにお付き合いしないで

さらり。と軽やかにかわせるようになればいいと思っています。

 

問題は日本の家族とのやり取りとかいざという時ですが、

各シュチュエーション別にどうすべきか事前にある程度腹を割って相談して決めて置いたらいいかなと思います。

 

最近、面白い本をいくつか読んでその中の一部で

リスク計算のしかたを紹介していたんで、ここでも紹介したいと思います。

 

それがリスクを見積もる時にはまず、

  • 移住計画がもたらす最大の利益を考えます

 (現地で正式雇用となった時にもらえる給料や年収など、具体的な金額)

  • 計画を実行するのに必要なコストの最大値を割り出します

 (フライト代やらビザ代、試験の費用に永住権が取れるまでのおおよその生活費も)

  • 計画の計画がうまく行きそうな成功率の算出

 (トライするビザの取得率の過去データから今後の予想がわかれば)

  • 計画のリスクを算出

 [コスト]×[失敗率( 100-成功率)]=  いくらか出ます

ただし、ここでさらに考えておくべきなのは・・・

  • 計画を実行しなかった場合のリスク計算

 [利益]× [成功率]=  いくらか出せます。

です。

 

これは移住に関わらず、どんなプロジェクト(計画)のリスク計算や

見込み客へのセールストークにも使える方程式です。

これ使える〜!と本気で思った!!

んだけど、

正直、この計算式は本当は移住したくない人のみリスク算出のところまでやって

「やっぱり危険だわ!」ってやめてしまえば良いと思っています。

 

そうじゃない人。本気でハッピーな移住計画を実行したい人は

最後の実行しなかったリスク計算までやって納得して前に進めば良いと思います。

 

 

私達の移住計画の場合、正確な成功率の算出がなかなか難しいのと、

今の状況を上手く軌道に乗せれば永住権取得後、あげられる利益の可能性は無限大に

あるので(楽観的だよね〜!)

利益計算するのやめましたペロ

 

だって、行きたいから!

 

私が初めてオーストラリアという大きな国へ降り立った時

「なんて空が広くて大きいんだ〜!?」と小学生ながらに感動した思い出が忘れられないし。

(それは大人になって考えると、日本で「電線」がある空に見慣れていたからだと思います。笑)

そしてみんな本当に無条件にフレンドリーで心を開きやすい!し、

まさか夫婦でワーホリしに帰ってこれるとは学生時代というかちょっと前まで思っていなかったし。

 

夫婦の年齢的にも娘の月齢的にも

「今」挑戦しなかったらもう次は無いと考えてます。

 

途中で変更したくなったら、また変えればいんです。

これは帰る場所があるから言える贅沢な事なのかもしれませんが

実際、そうだと思ってます。

 

上をみてもキリがないし、

下をみてもキリがない。

だから、マイペースに自分が今したいと思えることに全力で挑戦してみる。

そうすれば、人生どんな失敗をしたって後悔しないと思っています。

 

アメリカで行われた有名な実験の一つに

ご年配の方々に「人生の何に後悔したか」を聞いた結果があります。

それは

自分が過去にやらなかった事」に後悔している

と語っているのだそうです。

 

最後に・・・

ある独り身の男性はオーストラリアで永住権を取ったものの孤独を感じ、次はマレーシアへ移動した。

ある家族はオーストラリアへ来た事で自由を感じ家族に最高の場所だと感じた。

ある人は家族はいて後悔していないけれど、もしも独り身だったらもっと物価の安い東南アジアへ行っても良いだろう。

と語っています。

 

どんな人のどんな意見をみても、

やっぱり私はオーストラリアなら楽しく暮らせるだろうと思っています。

もし、永住権取得が失敗しても、家族一つになって、心豊かに暮らせればそれで良いのです。

 

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最後までお読み頂き、有難うございます! あなたとオーストラリアが一歩でも近づきますように...
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