オーストラリアの教育費はいくら?大学迄の費用等の違いを比較しました!
オーストラリアの教育費はいくらなのか。
無料といわれていますが、その実態は・・?日本と比較しつつ基本的な教育システムなどについて解説していきます。
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オーストラリアでは教育費が無料?
<出典:オーストラリア政府公式サイト>
オーストラリアではオーストラリア人民及び、永住権保持者であれば 公立の学校( Government Schools )は学費が無料です。
ただし、細かい所を上げると公立でもスクールバスがあればその交通費や遠足等学校によって様々ですが、自費の負担が発生します。
[ ]すんばらしいっ ! ・・・でも、学校ってどこまでなんだろう? Mimi
それでは次の項目で基本的なオーストラリアの教育システムについて見て行きましょう♪
オーストラリアと日本の学校違いは?
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まず、日本とオーストラリアの教育システムの大きな違いは
義務教育の年齢(期間)と
学校のシステム
です。
州によって多少異なるようですが、州全土で共通して言えるのは
義務教育が 6歳[Year 6]〜 16歳[Year 12]まで
となっており、更に学校の区分としては Year ○○と言う風にグレード分けがされています。
- 小学校(Primary School )が幼稚園等の準備期間から始まり、 Year 6か7まで
- 中学校( Secondary School )が Year 7 から Year 8か9か10まで
- 高等学校 ( Senior Secondary School )が 2年間の Year 11 と12 のみ
また、高校卒業後は
大学、大学院、職業訓練校(専門学校)などの道があります。
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そして、
大学でさえもオーストラリア市民、NZ市民、もしくは永住権保持者で国から指定されている教育機関であれば、
授業料は無料もしくは通常よりかなり安くする事ができます。
*この仕組み、学生ローンについての詳細はまた別記事で書きます。
オーストラリアの教育費の目安は?
学校やコースによって様々ですが、公立大学の費用の目安は
年間で2万ドル前後 × 3年制 = 6万ドル前後 (約530万円)
に生活費や食費など別途かかるといったイメージです。
ちなみに、永住権なしで普通に留学で学校に行くとなった場合は
義務教育の学校で年間7千8百ドル〜3万ドル (約 68万円〜265万円)、
語学学校がコースと長さにもよりますが週に300ドル(2万6千円前後)程となります。
奨学金が通れば学費の25%~50%は免除になる学校もありますが、
日本の私立より全然かかる感じですかね。
*あくまで本日2017/9/14のレートで計算した、目安の金額です。
では、日本の教育とオーストラリアの教育ではどちらの方が教育レベルが高いのでしょうか?
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どちらの教育が優れているのか?
現地在住のママさん達の声を聞くと
オーストラリアは夏休みに宿題も無いし、のびのびしていてそれが良い反面、
ミススペルや計算が出来ないオーストラリア人も多いらしく、日本の教育の方が優れているんじゃ無いか。
という声や、
ママさん以外にも“オーストラリア人は極端に頭のいい人と悪い人に分かれる。”
とワーホリ中に聞いた事があります。
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しかし、今回色々調べてみると驚きの調査結果がわかりました。
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オーストラリアの大学に関しては海外からの生徒数がイギリス、アメリカに続き
世界第三位!
なんです。
ちなみに、最新(2018年)の世界の大学ランキングでは
日本の東京大学は46位で、
世界のトップ50位以内に入った上位の大学を上げてみると
第20位 Australian National University (ANU) 、
第41位 University of Melbourne、
第45位 University of New South Wales (UNSW)、
など世界ランキングでは東大を上回る大学が3つもあるんです!!意外。
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ちなみに、
私が思う日本の学校で学べる最大の利点は
協調性が身に付く事。
日本では集団行動は当たり前ですが、海外、及びオーストラリアでは「前習え」とか教わらない様です。
一方のオーストラリアでは
Creativity ( 創造性 )が身に付く事。
オーストラリアでは自然に囲まれてのびのびと自由に子どもを育てられると言います。
また、多民族国家でもあるので多種多様が普通の環境で育つ事も一つです。
ちなみに日本(東京)は世界で最もクリエイティブな都市と評価されていて、
漫画やキャラクター物などが世界で最も浸透している国だなと思いますが、
実際、日本人は自分で「創造的だ」と認識・自負している人は少なく「創造的」の捉え方にややズレがある調査もあるなと思いました。
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国内の小さな町の中でも、時代によって「あの学校は良い」とか「悪い」とか評価は変わって行くものですし、
クラスによってもその質はかなり変わってくるので、正直どちらが優れているとは言えないと思います。
ただ、
「国際的な言語習得」の面から言えばマルチリンガルの多くは最初に英語をしっかり習得してからアルファベットを使用する第二・第三言語を学んで行くのが覚え易いとは言われています。
“発音面”からも、より英語圏同士のコミュニケーションがフェアになるように学ばせたいならオーストラリアの方がいいかなと思いますし、移住を目指している私は何だかんだ、娘にはオーストラリアの学校で創造性と個性豊かな人間に育って欲しいなと思います。
最後に・・・
オーストラリアの基本的な教育システムや教育費についてまとめてみました。
日本とは基本的に異なる事がお分かり頂けたかと思います。
どの国でも子どもの学校選びは悩みどころですよね。
日本は私立でない限り、住んでいる場所の校下エリアで行く小学校は決まってしまいますが・・・どちらへ行くにしても結局は通い易いか、経済的に無理が無いかがまず選ぶことになるのではないでしょうか。
出来れば現地で下見をするなどして様々な角度からしっかり下調べをするに超したことはありませんが、
難しい場合は「なるようになれ〜!」で子供はどこでも柔軟に溶け込んで行けると思っています。
それで、どうしても馴染めないだとか何か問題が発生したらその時に柔軟に考えればいいかな。
と。現時点では夫がオーストラリアに単身で永住権取得に頑張っていて、まだ小さい娘がいる私(妻)は予防接種のスケジュールが終わってから移住を考えています。行くさきは西オーストラリアになるので、また西オーストラリアの幼稚園や学校事情についてを中心に、また最新情報を更新して行きたいと思っています。
<情報出典:StudyinAustralia (政府のサイト・英語)、Global study Ranking,World study Ranking >