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【今すぐ必読!保存版】スキミングの手口と防止対策法まとめ2017

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黒帯と道着をバックパックに忍ばせて、 世界55ヶ国を夫と旅した妻のMimiです。 オーストラリアの「果てしなく広い空と大地、綺麗な空気と海」が大好き! 行くだけで、不思議なエネルギーをもらえます。
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海外旅行に行かなくてもその被害に遭う可能性はある「スキミング」とは?被害に遭う前に知っておくべきスキミングの防止策や万が一に遭った場合の対策を一挙にわかりやすくご紹介します。

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スキミングとは?

スキミング例 1

スキミング例 2

スキミングは一種の詐欺です。skimming の文字通り”素早く読み取る事“。英語の勉強法にも使われたりする用語ですが今回は犯罪に使用される用語の意味を説明しますね。

スキミングが起きうる場所としては過去にはレストラン、タクシー、お店などでも可能性としてはありましたが、カード所持者のサインが必要で犯人は簡単に特定されやすい事や逆により簡単に犯罪が成功し機械も回収しなくて遠隔で操作出来る事などから近年ではATMでの詐欺が増えて来ています。

ではATMでのスキミングの手口について説明して行きます。

ATMでのスキミングの手口

  1. 機械を設置し、カード情報を読み取る
  2. 隠しカメラで暗証番号を読み取る
  3. カード情報をパソコンで解読する

上の写真の様にカード情報を読み取る為の機械がカード差し込み口に設置されます。

その機械と別に、暗証番号を入手する為にカメラがATMの上方や左右のどこか、もしくは偽のキーパッド等を設置されます。そして、この両方の情報が盗まれて現金が盗まれるという仕組みです。

それでは実際にどのように詐欺防止が出来るのか、具体的な対策をご紹介します。

スキミング防止策とは?

スキミング防止カードを持っていれば対策が出来ると思われがちですがそれだけでは不十分です。

そもそもスキミング防止カードは非接触式ICカード(PASMOやEdyなどかざすだけで反応するタイプのカード)の情報を守るものなので、ATMの手口からの詐欺には対応出来ないという事を覚えておいてください。なので、防止カードはICカードを利用している人は補足的な対策程度に持っておかれると良いですが、ICカード機能が無いカードを利用されている人は全く意味がありません。では、具体的な防止策を3つリストアップします。

①ATMを利用する場所や時間帯を選ぶ

コンビニやショッピングセンター、道端のATMは犯人が簡単に機械を取り付けやすい事から犯罪が多い様です。また、監視が薄くなるので土日にも狙われやすいです。万が一、犯罪に遭った場合の対処の面から考えても、出来るだけATMから現金を引き出す際は平日の日中で銀行併設の監視・セキュリティーがしっかりした場所を選ぶと良いでしょう。

②ATMに異変はないか確認

今は益々機械が小型化し巧妙になって来ていると言われていますが、それはカメラの部分に当たるかと思います。どうしても見破りにくいものを省いて、共通して言える事は

  • カード差し込み口が突出している

と、いう点です。また、差し込み部分は巧妙なパターンの物でも上部がちょっと膨らんでいたり、色は大体シルバーだったり、接着部分の糊がはみ出ている、パネルがズレる。などあるので、使用前は周りのATMと違わないか注意して見ておくと良いです。

③暗証番号を必ず隠す。暗証番号の徹底管理!

ここがポイント!暗証番号さえ守り抜けばたとえカード情報が抜き取られても実際にお金を引き出される事は防げるので、暗証番号を入力する際は必ずもう片方の手又は財布で番号入力がもろに見えないようにしましょう。

ちなみに、カード盗難保険が保証されると書かれているサイトもありましたが、暗証番号は第三者に知られた場合は、いかなる不正使用被害に遭っても暗証番号の管理義務違反とされ保険の保証適用外とされてしまいます。普段も予測されにくい暗証番号の使用や変更、番号の管理場所もメモに書いて財布と所持するなどしないよう十分に気をつけましょう

ATMのスキミング詐欺対策は主にこの3つですが、これ以外にも事前に対策として出来る事は

  • 口座やカードは分散させてお金の管理をする
  • カード明細を頻繁にチェックする
  • カード会社にスキミング被害に遭ったら、どのような手続きをしたらいいか事前に尋ねておく。日本での手続きが必要かどうか。カード会社によっては海外からの手続きを受け付けないこともあるようです。
  • 証拠の為に、レシートやカード利用明細を保管しておく (破棄する時も場所に気をつける)
  • どのカードはどこに連絡すれば良いか緊急連絡先をすぐに出せるようにしておく

などです。

 

もしもスキミング被害に遭ってしまったら?

ATM以外にも様々な手口で暗証番号を推測入手してくるこの時代、十分に対策していても、いつの間にか被害に遭っていた!なんてことはなきにしもあらず。

万が一、被害に遭った場合はどのような対処をすればいいのでしょう?

  1. カード会社に電話連絡しカードを止めてもらう
  2. 証拠を提出
  3. 必要があれば、カード会社の指示に従って警察へ届出を出す(例えカードが吸い込まれても慌てず、その場から離れないようにしましょう。犯人が機械を回収に来る可能性があります)

カードによっては銀行引落ストップができず、一旦支払が必要で調査後にお金が返ってくるケースもあるようです。やはり、1つの口座に全財産を管理するのは危険ですね。上記で事前対策、保険の補償内容も今一度良く確認され、暗証番号の管理の徹底に尽きます。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?私の旅中にスキミング被害に遭う事は幸い、ありませんでしたが、同じ旅人仲間でスペインを旅行中にスキミングに遭い全財産が無くなったという話を耳にしました。とても人ごとでは無いと感じたと同時に、この記事を書いていて、日本でも今や安心してATMを利用出来ない時代にある事を知りました。

今回は「スキミング」防止対策として、主流であるATMの詐欺について焦点を絞って書かせて頂きましたが、私が旅中にあった被害はスリと車上荒らしだったのでこの件はまた別に書こうと思います。

あなたの海外旅行が安全で楽しいものになりますように。少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

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